ニュースリリース
2025年6月20日
福井キヤノンマテリアル
2025年度 第1回 福井版PBLを開催しました
2025年5月30日(金)、第1回福井版PBL(Project-Based Learning)を開催しました。福井版PBLは、福井県が主催する産学連携プロジェクトで、県内企業の魅力を学生に伝え、優秀な人材の県外流出を防ぐことを目的としています。当社は2021年から継続して参加しており、今年で5年目を迎えました。
当日は、福井大学の教員と学生7名が来社され、会社紹介や技術説明、研究テーマに関する意見交換を行いました。紹介では、当社の主力製品である有機光導電体(OPC)や光学用材料について、動画や実物を用いて説明し、技術への理解を深めていただきました。
今年度のPBLテーマは「目的物の低コストで実現性のある合成経路の探索」で、昨年度の研究を発展させる形で取り組みます。学生の皆さんからも積極的な質問や意見が寄せられ、活発な議論が行われました。また、実験室や昇華精製装置、プラントなどの職場見学も実施し、学生にとっては企業の研究現場を体感する貴重な機会となりました。
今後もPBL活動を通じて、福井大学との連携を深めるとともに、地域の人材育成と採用につなげてまいります。