開発~製造までの連携体制

開発~製造までのフロー

試作の初期検討から評価までのプロセスを小スケールで行い、最適化された条件を迅速にフィードバックします。さらに、IRCA(国際審査員登録機構)から承認されたキヤノンの品質マネジメントシステムに準拠しており、効率的なプロセス管理と柔軟な対応により、量産までのリードタイムを短縮します。

研究開発段階

1.文献調査

目的化合物の情報が限られている場合でも、徹底的な文献調査を行い、最適な合成方法やプロセスを見出します。

2.ラボ検討

収集したデータを基に新しい技術の実現可能性を評価し、製品の性能や品質を向上させるための最適な条件を見出します。

文献調査

試作段階

3.ベンチスケール

ベンチスケールで製品の試作を行い、製品の性能や品質を評価し、最適な製造プロセスを確立します。数100g~1kgのラボスケールでの試作で製品の性能や品質を詳細に評価し、製造プロセスの最適化を図ります。

ベンチスケール

量産化段階

4.量産スケール

量産化段階では、商業生産に向けて実機設備で試作を行います。試作中の問題点を洗い出し、再度ラボにて改善検討を行い、最適条件を確立します。実機試作で確立した条件に基づき商業生産を行います。商業生産移行後も随時改善検討を行い、安全かつ安定生産体制を構築します。

量産スケール