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カラム精製技術

「カラム精製」とはカラムという筒状の容器に、様々な物理化学的性質を持った充填剤を詰め、そこに溶媒に溶かした精製対象を流して精製をする方法のことです。充填剤と、そこに流した溶媒との親和性や分子の大きさの違いなどを利用して、分離・精製を行います。

福井キヤノンマテリアルのカラム精製技術

福井キヤノンマテリアルでは様々なスケールに対応する各種カラムを保有しています。その為、初期検討の段階から最適な量産条件を見込むなど、ラボ ~ 量産スケールまでの一貫した検討が可能です。また、長年の精製・濃縮・合成経験から培ったノウハウを活かし、最適な処方にて複数の不純物を含んでいる原材料から、高純度な材料を回収いたします。

カラム精製 イメージ【実績例】

実績例

カラム精製実績

弊社では、長年の間キヤノングループへの化学材料拠点として、多くの物質を精製・納入しております。

  • 熱に弱い物質からの不純物除去・純度UP
  • 材料の脱色・脱臭
  • 大量精製

など様々な用途に向けた精製が可能です。
大スケール等の精製に関するご相談・ご要望など是非お聞かせください。

処理能力例

数kg/ LOT
10kg/ 月
10kg/ LOT
100kg/ 月
100kg/ LOT
1,000kg/ 月

処理物質例

電子写真感光体材料
芳香族化合物モノマー
アクリル系モノマー
エポキシ系モノマー

など

カラム精製装置

弊社では、様々な容量のカラム設備を保有しており、必要量に応じて少量 ~ 数十トン / 年まで対応可能です。また、個体・液体問わず多様な物質の精製に対応いたします。

カラム設備概要

材質 SUS(各種溶媒に対応可能)
カラム温調 〜80℃
容器温度 〜120℃(低溶解度材料にも対応可能)
保有数 12基
カラム径 φ150mm〜φ950mm 各種
カラム設備

お問い合わせ

技術に関するご質問や、受託サービスに関するご相談など、お気軽にお問い合わせください。