社員インタビュー

部署イメージ

開発部 第一開発室 主任

2010年入社
理学研究科 化学専攻卒

現在の仕事内容

現在、有機光導電体の原材料開発に携わっています。ラボでの処方検討から始まり、スケールアップ、プラントでの実機試作を経て、安定した製品生産に向けた工程設計や量産手法の確立、品質保証のための分析条件の構築など、幅広い業務を担当しています。
また、自社技術を守るための特許執筆や、製造設備への投資提案など、技術と経営の両面から製品開発を支える役割も担っています。
主任を拝命してからは、チームの生産性向上やメンバーのスキルアップを意識した組織運営、社内外の関係部署との交渉・調整など、より広い視点で仕事に取り組むようになりました。

福井キヤノンマテリアルを選んだ理由

学生時代は化学を専攻しており、実験を通じてものづくりに関わる仕事がしたいと考えていました。そのため、化学メーカーを中心に、研究開発ができる企業を探していました。中でも福井キヤノンマテリアルは、若手であっても「進取の気鋭」を持って挑戦すれば、様々な業務を任せてもらえる風土があり、自分の成⾧を後押ししてくれる環境だと感じました。また、学生時代のアルバイトではキヤノンのコピー機を頻繁に使用していたこともあり、製品への親しみや信頼感があったこと、身近な製品の材料開発に携われることも、入社の決め手の一つでした。

仕事風景

福井キヤノンマテリアルで働く魅力

プラントへのスケールアップには難しさもありますが、チームで試行錯誤を重ねながらメカニズムを解明し、試作が成功して製品の立ち上げに至ったときには、大きな達成感があります。プラント試作はラボとは異なり、スケールの大きさや工程の複雑さなど、ダイナミックな面白さがあり、苦労も含めて楽しさを感じられる仕事です。
ラボでの検討からプラントでの実機試作まで、一貫して携われるのは福井キヤノンマテリアルならではの魅力です。また、キヤノングループ外のお客様に向けた材料開発にも力を入れており、様々な分野のテーマに挑戦できる機会があることも、仕事の面白さの一つだと感じています。

仕事風景

福利厚生について

子どもが2人いますが、どちらの出産時も産休に続き育休を取得しました。当社では、子が満2 歳に到達する日まで育児休業を取得できるため、安心して子育てに専念することができます。復職後は育児時短勤務制度を利用し、現在は9時から16時までの勤務時間で働いています。また、時間単位休暇を取得できる制度もあり、子どもの体調不良や保育園からの急なお迎え要請にも柔軟に対応できて、とても助かっています。育児支援の制度が整っているだけでなく、最近では男性社員の育休取得も増えており、性別を問わず子育てしやすい職場だと感じています。仕事と家庭を両立しながら、安心して働ける環境が整っているのは、当社の大きな魅力のひとつです。

1日のスケジュール

  • 出社 出社後は更衣室で着替えて、業務準備をします。
  • スケジュール&メール確認 時短勤務のため就業時間より30分遅れての始業です。
  • 実験、打ち合わせ 打ち合わせや終業時刻に間に合うように、計画的に反応の仕込や装置立ち上げ等をします。
  • お昼休憩
  • 昼会 室員が集合し、連絡事項共有やその日の業務内容の共有をします。
  • 打ち合わせ、実験、資料作成 打ち合わせがある日は出席します。合間の時間で資料作成や量産試作に向けた帳票類準備、反応の様子を見に行ったりします。
  • 実験の片付け、翌日の準備 実験の片付け、データまとめを行い、今後の計画を立てます。
  • 退社 時短勤務のため1時間早く終業します。子供の保育園へ急ぎます!

※ 内容は掲載当時のものです