社員インタビュー

開発職 2024年新卒入社 産業創成工学専攻
部署イメージ

挑戦できる環境が、成長の原動力に

大学では有機化学を専攻しており、その知識を活かせる仕事を軸に就職活動を進めていました。そんな中、ゼミの先輩から福井キヤノンマテリアルを紹介していただき、研究設備の充実度や挑戦を後押しする社風に魅力を感じ、入社を決めました。
また、「一人暮らしがしたい」という想いもあり、寮・社宅制度など福利厚生が充実している点も、大きな決め手の一つでした。

有機EL材料の価値を、形にする仕事

昇華精製の仕組み

現在は、有機EL材料の開発職として、材料の製法設計と昇華精製を担当しています。有機ELとは、電気を流すことで「プラス(ホール)」と「マイナス(電子)」が材料中で結びつき、その際のエネルギーが光として放出される発光技術です。
福井キヤノンマテリアルの有機EL材料は、キヤノン製のプリンターやカメラなどに使用されています。
私が担当している「製法設計」は、有機EL材料を安定して高品質に製造するために、最適な工程や条件を検討する仕事です。研究段階の材料を実際の量産へとつなげる、重要な役割を担っています。
また、「昇華精製」とは、固体を一度気体にしてから再び固体に戻すことで不純物を取り除く技術です。有機EL材料は微量の不純物でも性能に影響が出るため、この工程は非常に重要です。

1日のスケジュール

出社

メール・スケジュールの確認

昼休憩
片付け・データまとめ

データのまとめや実験報告を行い、検討計画を考える

実験

合成や分析を自分の担当テーマを進める

実験再開

午前に仕掛けた反応の追跡や精製を行う

退社

高い再現性を確立するために

業務の中で意識しているのは、再現性の高い条件を確立することです。
スケールや原料が変わっても安定して高品質な生産ができるよう、原料段階での分析条件や反応条件の検討に取り組んでいます。
また、自分が開発に関わった材料が実際の製品として世の中に届けられることも、この仕事の大きな魅力です。多くの人の手に届く製品の一部に携われていることに、やりがいを感じています。

業務の様子

培った知識を、自分の強みに

業務の様子

成長を実感できたのは、これまでうまくいかなかった課題を、自分の力で乗り越えられたときです。
有機EL材料の製法設計や昇華精製は、一度で成功することはほとんどありません。試行錯誤を繰り返しながら最適な条件を見つけていきます。
入社当初は先輩に頼ることも多くありましたが、経験を積む中で、自分で課題を整理し、原因を考え、解決策を導き出せるようになってきました。一つひとつは小さな積み重ねでも、振り返ると確実にできることが増えていると実感しています。
これからも新たな課題に向き合いながら、自分自身の成長につなげていきたいです。

3年後のキャリアプラン

これまでの経験を土台に、3年後にはより主体的に仕事を任される存在になりたいと考えています。
現在は先輩に相談しながら進める場面も多いですが、今後は製法設計や昇華精製において、自ら課題を設定し、解決までリードできる力を身につけていきたいです。
そのために、技術的な理解だけでなく、データ分析力や課題解決力もさらに高めていきます。
また、開発業務は一人で完結するものではありません。関係部門と連携しながらプロジェクトを進める力も磨き、周囲から信頼される存在を目指します。

業務の様子

自分に合う道を見つけるために

顔写真

就職活動では、思うような結果が出なかったり、周囲と比べて不安になったりすることもあると思います。
それでも、自分のやりたいことや大切にしたい価値観を、ぜひ大事にしてほしいです。
一つひとつの経験や選択が、結果として自分に合った道につながっていきます。
焦らず、自分のペースで考えながら進み、納得できる選択を積み重ねていってください。

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